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【新生活】新社会人の住まい探しから学ぶ、営業スキル向上のヒント

律

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時事ネタの一つとして、気軽に読んでいただければ幸いです!

↓先日こんな記事が出ていました。

【参照】
新社会人の部屋探し、重視条件トップは通勤・通学利便性
新社会人の部屋探し、重視条件トップは通勤・通学利便性 | 最新不動産ニュースサイト「R.E.port」

新社会人の住まい探しの傾向

今回、アットホーム株式会社が実施した「新社会人の住まい探し調査」よると、新社会人が物件を探す際に重視する条件のトップは「通勤・通学に便利」だったようです。

また、「治安が良い」「最寄駅から近い」「間取り・広さ」も重要視されています。

一方、妥協した条件としては「眺望」「方角(南向きなど)」「外観のデザイン」が上位に挙げられています。

設備面では、「バス・トイレ別」「独立洗面台」「モニタ付インターフォン」が重視され、逆に「追焚き機能付きバス」「ロフト」「エレベーター」は妥協された設備として挙げられています。

営業としての学び

この調査から以下のようなことが分かります。

顧客の優先順位を的確に把握する

新社会人の多くが「通勤・通学の利便性」や「治安の良さ」を最優先しています。
これらのニーズをしっかりと理解し、物件提案時に強調することで、顧客の信頼を得ることができます。

設備の重要性を理解する

「バス・トイレ別」や「独立洗面台」などの設備は、多くの新社会人にとって重要なポイントです。
これらの設備が整った物件を優先的に紹介することで、顧客満足度を高めることができます。

妥協ポイントを見極める

「眺望」や「方角」など、顧客が妥協しやすいポイントを理解することで、物件選びの際の柔軟な提案が可能となります。

ただし、これらのポイントも人それぞれ異なるため、個々のニーズを丁寧にヒアリングすることが重要です。

実践のヒント

では、具体的にどのように日々の業務に取り入れることができるでしょうか。

 ヒアリング力の向上

顧客一人ひとりの優先順位や妥協ポイントを的確に把握するために、丁寧なヒアリングを心掛けましょう。これにより、顧客に最適な物件を提案することができます。

市場動向の把握

最新の調査結果や市場動向を常にチェックし、顧客のニーズの変化に敏感でいることが求められます。これにより、時代に即した提案が可能となります。

柔軟な提案力

顧客の希望条件に完全に合致する物件が見つからない場合でも、妥協ポイントを踏まえた上で、代替案を提示する柔軟性が求められます。

例えば、「眺望は妥協しても、通勤利便性を優先したい」というニーズに応じた提案ができるよう努めましょう。

【個人的見解】

私は、「優先順位」と「妥協」がポイントになってくると考えます。

新社会人の住まい探しというテーマなので、金銭的な余裕がないお客様が多数と考えられます。

学生時代に一人暮らしを経験したことがある方は、相場観も把握されていますが始めて一人暮らしをする方は理想が先行してしまい、予算感と合っていない要望を仰られます。

あなたの役割は、お客様と市場のズレを極力小さくしてあげることです。

"お客様のため"にも現実的でない要望ははっきりと断る勇気を持ちましょう。

まとめ

新社会人の住まい探しの傾向を理解することは、不動産営業にとって非常に重要です。

顧客のニーズを的確に把握し、それに応じた提案を行うことで、信頼関係を築き、成果につなげることができます。日々の業務の中で、これらのポイントを意識し、自己成長を目指していきましょう!

律

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