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↓先日こんな記事が出ていました。
【参照】
リフォーム産業新聞 リフォーム業界の市場規模は?2025年最新動向や将来性を解説
(リフォーム業界の市場規模は?2025年最新動向や将来性を解説 :: リフォーム産業新聞)

不動産業界において、新築物件の供給が減少する中で「リフォーム」「リノベーション」市場が注目されています。特に、2025年に向けた最新のリフォーム市場動向を理解することは、不動産営業マンにとって大きな武器になります。
本記事では、最新の市場規模や動向を踏まえ、不動産営業マンがどのようにリフォーム市場を活用すべきか解説します。
もくじ
リフォーム市場の規模と最新動向

市場規模は6.2兆円規模で安定推移
2023年のリフォーム市場は約6.2兆円と推計され、2020年の5.5兆円から拡大傾向にあります。特に水回りのリフォーム需要が高く、全体の約31%(1.9兆円)を占めています。
住宅性能向上リフォームがトレンドに
コロナ禍の「巣ごもり需要」が落ち着いた後、今後は「住宅性能向上リフォーム」の需要が拡大すると予測されています。断熱・耐震リフォームへの補助金制度や、災害対策の意識向上が追い風となりそうです。
異業種参入の激化
家電量販店や工務店など、異業種からのリフォーム市場への参入が活発化しており、不動産業界としてもこの動きを無視できません。不動産営業マンにとって、リフォーム提案を組み込んだ営業戦略が必要不可欠となるでしょう。
不動産営業マンが取るべき戦略

中古住宅+リノベーション提案の強化
国土交通省の施策により、中古住宅市場の活性化が進んでいます。「中古住宅+リノベーション」の提案を積極的に行うことで、住宅購入を検討する顧客に対する選択肢を広げることができます。
空き家活用のビジネスチャンスを狙う
全国的に空き家問題が深刻化しており、「空家等対策特別措置法」も改正されました。不動産業者としては、空き家を仕入れ、リフォームを施して再販するビジネスモデルの確立が求められます。
住宅性能向上リフォームの推進
エネルギー効率の高い住宅への関心が高まる中、国の補助金制度を活用したリフォーム提案は営業トークとして有効です。特に「断熱リフォーム」「耐震リフォーム」は、今後の住宅市場の重要なキーワードとなります。
リフォーム市場の課題と不動産業界の対応策
職人不足・後継者不足の問題
リフォーム市場が伸びる一方で、職人不足や後継者不足が深刻化しています。今後は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した施工管理や、パートナー企業との協業が重要となるでしょう。
営業マン自身の知識強化が必須

異業種の参入が激化する中で、不動産営業マンもリフォームや建築の基礎知識を習得することが求められます。セミナーや勉強会への参加、メーカーや工務店との連携を強化することが鍵となります。
【個人的見解】
今後営業マンとしては、間違いなく持っておかないといけない提案の一つだと考えています。
なぜなら、いまや新築は大衆の手の届かないほどの金額帯になりつつあるからです。そのため、中古物件が選択肢に入るのは自然な流れです。
個人的にも、リフォームありきでの物件探しの引き合いが多くなっています。
その際に必要になってくるのが、設計士や工務店とのつながり・関係性があることです。私は仲の良い、設計士がいますので営業では分からない技術的な部分をよく相談します。
また先方からお客様のご紹介をいただくこともありますので、日ごろから上記のような専門分野の方たちと仲良くなっておくことは将来の大きな資産になります。
今後、運営を企画している本コミュニティでは、営業を支援できるような場も設けたいと考えていますので、もうしばらくお待ちください。
まとめ
リフォーム市場は、今後も安定的に拡大していく見込みです。不動産営業マンにとって、「中古住宅+リフォーム」「空き家活用」「住宅性能向上リフォーム」の3つの切り口を活用することが、営業力の強化につながります。市場の変化をチャンスと捉え、積極的にリフォーム提案を取り入れていきましょう!

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