
こんにちは。不動産営業について発信している律です。
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本ブログのコラム記事では、主に不動産・建築関係のニュースを取り上げ、地域に与える影響や、今後の展望を個人的な意見を交えて紹介していきます。
時事ネタの一つとして、気軽に読んでいただければ幸いです!
↓先日こんな記事が出ていました。
【参照】
株式会社不動産流通研究所 大阪万博、不動産業界が「未来の都市・住まい」提案
(大阪万博、不動産業界が「未来の都市・住まい」提案 | 最新不動産ニュースサイト「R.E.port」)

2025年大阪・関西万博がいよいよ4月13日に開幕します。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。これはまさに、我々不動産業界がこれからどのような価値を社会に提供していくのか、姿勢が問われる舞台です。
今回の万博では、(公社)全日本不動産協会(全日)をはじめ、飯田グループホールディングス(株)など、業界の代表プレイヤーが「未来の都市と住まい」に対するビジョンを打ち出しています。これらの展示からは、従来の「物件を売る・貸す」という枠を超えた、不動産業界の“次の使命”が明確に見えてきます。
「健康」と「共助」がキーワードに
全日は、「医・食・住で未来の健康な都市生活」をテーマに、50年後のまちづくりをアニメーションや3D映像で表現。単身世帯の増加、地域における医療・福祉の共助体制など、社会構造の変化を踏まえた住まいの在り方が描かれています。
我々営業パーソンにとって注目すべきは、「ミラビー」という“未来の宅建士”の存在です。テクノロジーと専門知識を融合させた、新しい担い手像は、営業に求められる役割の広がりを象徴しているといえるでしょう。もはや物件情報を紹介するだけでは不十分で、健康や福祉といった生活全体を視野に入れた提案が求められる時代が来ています。
テクノロジーと共に描く“未来都市”

飯田GHDのブースでは、共同研究による「ウェルネススマートシティ」のジオラマや、住宅のエネルギー自給自足を目指す「人工光合成技術」の展示が話題を呼んでいます。さらに、火星移住後の住まいというユニークなアイデアまで紹介されており、「住まい」とは地球上だけの概念ではない、というメッセージすら感じ取れます。
このような未来像は、目の前の売買や仲介とは一見無関係に思えるかもしれません。しかし、こうした先進的なビジョンに触れることで、「お客様の10年後、20年後を見据えた住まい提案」が可能となり、営業の質を一段引き上げるヒントとなります。
【個人的見解】
2025年の大阪万博が始まり、さっそく業界でも話題になっています。
私自身、不動産営業として「未来の都市・住まい」というテーマに強く興味があり、展示内容を通じていろいろな気づきがありました。
とくに印象に残ったのは、全日本不動産協会のブースで描かれていた“未来の暮らし”。
単身世帯の増加、地域での共助、医療や福祉と連携した住環境…。
これまでの「住まい=箱」としての提案では、もう足りないと強く感じました。
さらに、飯田グループの巨大ジオラマや人工光合成など、テクノロジーを取り入れた都市設計の展示も、「不動産=土地と建物」ではなく、「暮らしの土台そのものをつくる仕事」なのだと再認識するきっかけになりました。
営業として、今求められているのは「目の前のニーズ」だけでなく、「10年、20年先の暮らしを一緒に考える力」だと思います。
まとめ
大阪万博に見る住宅・都市の未来像は、私たちにこう問いかけています。「あなたの営業は、どれだけお客様の未来に寄り添っているか?」
不動産の営業とは、単なるモノの売買ではなく、「人の暮らし」を預かる仕事です。未来に向けた提案力、社会課題への感度、そして異業種との共創力が、これからの営業マンには不可欠となるでしょう。
大阪万博は、我々業界にとっての“未来予測装置”です。足を運べる機会があれば、ぜひ現地で「未来の都市と住まい」の空気を体感し、これからの営業に活かしてみてください!

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